令和3年度 ライチョウ保護高度技術者養成事業の様子をお伝えします!
長野県が「ライチョウ保護スクラムプロジェクト」として実施している「ライチョウ保護高度技術者養成事業」の様子をお伝えします。
この事業は、環境省が行っているケージ保護事業※と連携し、ケージ保護等の実践的なライチョウ保護活動を行える人材を養成するものです。
※ケージ保護とは、悪天候や天敵からライチョウのヒナを守るため、ケージ(おり)の中 に入れて保護するものです。
実施には、ライチョウの食性、習性等に対する深い知識が必要とされています。
県が募集した研修生は、熱心に講師の話を聞き、作業に取り組んでいました。
説明を受ける研修生
ケージ外を散歩するライチョウ
散歩中は天敵に狙われないようスタッフが見守ります
研修生の活躍もあり、ケージ保護は8月3日に無事終了しました。
現在、中央アルプスでは約50羽のライチョウが生息しているとされています。
なお、このライチョウ保護技術者の人材養成事業は、クラウドファンディングにより募集した寄付金を活用させていただいています。
今年度の寄付金の募集期間は、9月5日(日)までです。
この取組を支援していただける方は、是非、ご協力をお願いします。